2012年02月10日
寄贈された油彩画と作者の田中繁雄さん
加里屋の画家、田中繁雄さん(79)=一陽会・会員=がこのほど油絵1点を赤穂市教委に寄贈。市民総合体育館の南玄関に飾られた。
寄贈されたのは、4年前の「一陽展」に出品した100号(縦約1・6メートル、横約1・3メートル)の大作で、タイトルは「天狗(’08―祭日)」。赤穂八幡宮の秋祭りをモチーフとし、片足を高く上げて舞う鼻高2体を躍動感のあるタッチで描いた。背景の社殿をセピア調にすることによって祭礼の伝統を表現している。
田中さんは「人目に触れる場所に飾られるのは画家冥利に尽きる」と話している。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2012年2月18日(1980号)1面 (9,118,947byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。