2012年02月25日
関西福祉大の校友会館にオープンするフリースポット
高速インターネットにワイヤレス接続できる通信環境を一般に無料で提供する「公衆無線LAN」が新田の関西福祉大学で校友会館に整備された。「より開かれた大学へ」と、誰でも自由に利用できるフリースペースとして3月1日(木)から供用開始する。
公衆無線LANは駅、ホテル、ファストフード店などを中心に全国的な広がりを見せている。赤穂市内でも数カ所に開設されているが、フリースペースとしては花岳寺通りの「加里屋まちづくり会館」があるぐらいで、宿泊者や利用客向けとしている場合が多い。
昨年で10周年を迎えた校友会が会館内に電波中継器4基を取り付け、鉄骨造2階建て約610平方メートル全体で最大300Mbpsの通信環境を整えた。このうち、1階の「喫茶ライム」(約30席)を一般に開放する。
無線LAN機能付きのパソコン、携帯などでメール認証を受ければ、高速インターネット通信を無料で楽しめる。喫茶店が営業しない長期休業中も管理人を置き、スペースの提供を継続する。
第1期卒業生で校友会長の藤田正樹さん(34)=三重県四日市市=は「一年通して学生と市民の交流拠点になれば。気軽に利用してほしい」と話している。
利用時間は平日午前10時〜午後3時で、土日祝は休み。全席禁煙。問合せは校友会事務局Tel46・2715。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年2月25日(1981号)1面 (7,235,155byte)
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