2012年02月28日
上級生が園児の手を引いた集団登校体験
4月から小学校へ入学する園児を対象にした集団登校体験が28日、赤穂西小学校(亀井利信校長、97人)であり、児童らが赤穂西幼稚園の年長児12人と一緒に通学した。
集団登校体験は昨年度に御崎小が市内で初めて実施した。今年度は赤穂西と高雄、坂越に拡大。保護者の送り迎えのない登校環境に慣れることを目的としている。
児童と園児は6カ所ある集合場所から、それぞれ学校を目指して出発。上級生が園児の手を握り、小さな歩幅に合わせて、いつもよりゆっくり歩いた。国道の横断歩道では信号が青でも左右をよく確認してから向こう側へ渡った。
同校は市内で唯一、電車通学のエリアがある小学校。普段は車で送迎してもらっている福浦新田の河上椿君(6)は「電車に乗るのがちょっと怖かったけど、お姉ちゃんが手をつないでくれたから大丈夫だった」と安心した表情だった。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2012年3月3日(1982号)4面 (10,665,528byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。