2012年03月06日
統合して4月から新生チームとなる有年と原のスポーツ少年団
有年地区と原地区のスポーツ少年団が今春から校区の壁を取り払い、新生チームに統合することになった。関係者らは「校区は違っても同じ有年っ子。すぐに仲良くなれるはず」と見守っている。
従来の少年団は、有年が昭和50年に活動スタート。その5年後に原にも発足した。いずれも軟式野球とバレーボールのチームを組織。毎年3月には交流対抗戦の「有年っ子杯」を開催し、切磋琢磨しながら技術向上と親睦を図ってきた。
しかし、近年は少子化で団員数が減少。この3月で卒業する6年生が退団すると、試合に必要な人数を確保できないチームが生まれることから統合を決定した。
3日には、最後となる「有年っ子杯」が有年小で行われた。4月からは団旗などの備品も新調予定で、現チームのユニフォームを着てプレーする最後の機会。子どもたちはOBや保護者が応援する中、はつらつとボールを追いかけた。
有年野球少年団の薮林樹主将(12)は閉会式で「コーチや保護者、地域のみなさん、ありがとうございました」と感謝の言葉。原少女バレーボール少年団の志賀彩花キャプテン(12)は「さみしいけれど、みんなで協力して強いチームになってほしい」と後輩へエールを送った。
掲載紙面(PDF):
2012年3月17日(1983号)3面 (11,353,734byte)
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