2012年03月06日
当初予算を上回る申請があり、一時受付を停止していた赤穂市の住宅用太陽光発電システム設置に対する補助金制度がこのほど再開された。
昨年4月に導入された補助制度には、10カ月間で予測を上回る114件の申し込みがあり、当初予算1400万円を使い切った。市は740万円の補正予算を組み、先月29日から再び申請を受け付けている。
1キロワット当たりの補助額は3万円(上限4キロワット)。市内業者が施工した場合は4万円に増額される。市は新年度予算案にも1600万円の予算を盛り込んでおり、4月以降も同じ条件で補助が継続される見通しだ。
住宅用太陽光発電システムの設置に対して、国は1キロワット当たり4万8000円(4月以降は減額の見込み)の補助を実施中。県は既存住宅への設置に限定した制度を新年度に計画している。いずれも市の制度と併用可だが、国と県の補助を受けるためには着工前に申請手続きを済ませておく必要がある。
市環境課は「それぞれの制度の条件や募集期間などをよく確かめて」と呼び掛けている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年3月17日(1983号)4面 (11,353,734byte)
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