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「力出し切る」少林寺拳法の長崎仁選手

2012年03月21日

  • 全国大会を目前に控え、技の切れに磨きをかける長崎仁選手

    全国大会を目前に控え、技の切れに磨きをかける長崎仁選手

 少林寺拳法の第15回全国高校選抜大会(3月24日・25日、香川県・多度津町総合SC)に赤穂2年の長崎仁選手(17)が男子自由単独演武の部に出場する。
 小1から少林寺拳法の道場に通い、中学時代には組演武、団体演武で全国大会に計4度出場。単独演武は昨年9月に始めたばかりだが、「芯のしっかりした力強い動き」(島田忠幸・赤穂少林寺拳法協会長)ですぐに頭角を現した。12月の近畿大会で6位入賞し、高校生になってから初めて全国大会の出場権を得た。
 単独演武に取り組むようになってから、今まで以上に動作の正確さを追求するようになったという長崎選手。他の選手の演武を観察して参考にし、自分では気付かないところを修正するために積極的に周囲へアドバイスを求めるように心がけているという。
 目標は決勝進出のベスト16入り。しかし、それよりも「まずは稽古の成果を出し尽くすこと」に重きを置いている。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2012年3月24日(1984号)4面 (8,939,495byte)


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