2008年06月02日
100万人目の来場者となった三島浩二さん=中央=。豆田市長から祝福されてにっこり。
平成元年の開館から20年目の赤穂市立歴史博物館で2日午前、延べ入館者が100万人を突破した。
節目の入場者になったのは、愛知県安城市の美容師、三島浩二さん(37)。
「おめでとうございます。あなたが100万人目の来場者です」と声をかけられ、豆田正明市長から認定証と記念品の雲火焼などが贈られた。
仕事の休みを利用して、「日本100名城」スタンプラリーで全国各地を巡っているという三島さん。昨夜に弟の輝寛さん(35)と自宅を出発し、この日早朝に赤穂に到着。城を見学してから開館と同時の午前9時半に歴史博物館へ入った。
愛知県に吉良町があることに触れ、「赤穂と縁があるのかな」と思いがけない幸運に驚いていた。
同館は開館以来、入館者5万人ごとにセレモニーを実施。上田潔館長(58)は「今後も赤穂の歴史を多くの人に知ってもらえるように企画運営していきたい」と話していた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2008年6月7日(1798号)3面 (7,822,197byte)
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