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放射線量の測定、赤穂市でも

2012年03月27日

  • 赤穂市でも始まった大気中の放射線量測定

    赤穂市でも始まった大気中の放射線量測定

 東京電力福島第一原発の事故を受け、赤穂市は27日から大気中の放射線量の独自測定を市庁舎と有年公民館の2カ所で開始した。
 土日祝を除いて毎日計測し、金曜日または土曜日に、その週の結果をまとめて市ホームページに公表。「自然界に存在する放射線量(毎時0・27マイクロシーベルト)を超えるような場合は速報する」(市環境課)という。
 全国の自治体が独自に放射線を測定する動きが広まる中、赤穂市も1台58万円の測定機器を2台購入。毎時30マイクロシーベルトまで測定可能で、小数点2位までデジタル表示する。
 地表から1メートルの高さで90秒間の計測を5回行い、公表されるのはその平均値。初日の計測では、市庁舎は南玄関前ロータリーで測って5回とも毎時0・08マイクロシーベルト、有年公民館は4回が毎時0・11マイクロシーベルト、あと1回は毎時0・10マイクロシーベルトだった。
 同課は「市民からの要望があれば、公園や通学路など公共性の高い場所についても、できるだけ測定したい」と話している。Tel43・6821


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掲載紙面(PDF):

2012年3月31日(1985号)1面 (6,399,801byte)


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