2012年04月02日
約7000体の魂を弔った人形供養祭
使われなくなった人形の魂を弔う人形供養祭が1日、上仮屋の大石神社で行われた。
昭和61年から毎年4月の第1日曜日に開催され、今回で27回目。今年は大阪府泉佐野市から岡山県備前市まで300人以上から約7000体のぬいぐるみや日本人形などが寄せられた。神職が祝詞を奏上し、依頼者一人ひとりの名前を読み上げ供養した。
幼稚園の卒園時にプレゼントされたウサギの人形などを持参した会社員の女性(33)=備前市=は「ここ数年は部屋の隅でほこりをかぶってばかりだったので申し訳ない気持ちだった。一緒に遊んだ日々は絶対に忘れません」と終始、手を合わせていた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年4月7日(1986号)3面 (9,634,868byte)
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