2012年04月04日
人命救助の功績で感謝状を贈られた糟谷幸子さんと東祐一郎さん
昨年11月の「第1回赤穂シティマラソン大会」で競技中に倒れた男性を救助した3人に、大会会長の豆田正明市長から感謝状がこのほど贈られた。
表彰を受けたのは、主婦の糟谷幸子さん(35)=山手町=と市職員の東祐一郎さん(42)=黒崎町=、看護師の藤田和子さん(25)=大阪市北区=。
実行委員会によると、糟谷さんたちは競技中に倒れて心肺停止状態になった姫路市内の50代男性に心臓マッサージ。男性は意識を取り戻し、命を取り留めた。
近くにいた人に自分の子どもを預けて救助に向かった糟谷さんは「私一人では何もできなかった。協力してくださった皆さんに感謝しています」。東さんは「男性の呼吸が戻ったときのうれしさは忘れもしません」と振り返った。
所用で表彰式に出席できなかった藤田さんは「助かってくれてうれしい。適切な処置が行えたのはみなさんのおかげ」とコメントしている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年4月7日(1986号)1面 (9,634,868byte)
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