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東洋太平洋王者が地元凱旋

2012年04月26日

  • 豆田正明市長に初防衛を報告した小國以載選手と高嶋穣会長(左)

    豆田正明市長に初防衛を報告した小國以載選手と高嶋穣会長(左)

 赤穂出身のプロボクサーで、先月に東洋太平洋Sバンタム級タイトルの初防衛に成功した小國以載選手(23)が26日、赤穂市役所を表敬訪問。輝かしいチャンピオンベルトも持参し、豆田正明市長に勝利を報告した。
 小國選手はプロ8戦全勝(2KO)。先月に敵地へ乗り込んだ初防衛戦で元王者からの挑戦を退け、ベルトを守った。
 表敬訪問では、豆田市長が「活躍は聞いています。本当におめでとう」と祝福。同行したVADYジム(神戸市長田区)の高嶋穣会長(49)が、2度目の防衛戦を7月に赤穂で行う予定であることを明かした。
 現在WBC世界ランク20位の小國選手は、次戦で上位選手を破れば世界タイトル挑戦が可能な15位以内入りがほぼ確実な情勢。対戦相手の候補には同級日本王者の名前も挙がっているという。
 豆田市長から「赤穂での試合は万全の態勢で、ぜひ勝って」と激励され、「地元で負けるわけにはいかない。誰が相手でもチャンピオンらしい勝ち方で圧倒する」と必勝を誓った。


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掲載紙面(PDF):

2012年4月28日(1989号)1面 (7,216,921byte)


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