2012年05月02日
簡易担架を作り土のうを運んだ防災レース
住民相互の親睦を目的に塩屋向自治会(木村音彦会長)が隔年で開いている「ふれあい競技会」がこのほどあり、幼児から高齢者まで約450人が障害物競走や紅白玉入れなどを楽しんだ。
今年で17回目。「おららの公園」の愛称で呼ぶ塩屋第4公園で開催。小麦粉の中のあめ玉を手を使わずに顔を真っ白にして探し出す「綺麗になりましょう」、チームで息を合わせてジャンプする「大縄跳び」などバラエティに富んだ17種目を組別対抗で競技した。
地震や水害への防災訓練を毎年行っている同自治会。3大会前から競技種目に取り入れている「防災レース」を今回も実施した。成人男性に見立てた重さ約75キロ分の土のうを毛布と竹棒で作った簡易担架で運ぶスピードを競った。
中学生も土のうの重さを約30キロに減らして参加。中学3年の近藤亜美さん(14)は「一輪車は意外とふらついて扱いが難しかった。いい経験ができました」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号)4面 (8,628,557byte)
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