2012年05月08日
体重別ジュニア柔道兵庫県大会で優勝した大道玄朋選手
柔道の平成24年度全日本ジュニア体重別選手権兵庫県大会(5日、県立武道館)で赤穂高3年の大道玄朋(だいどう・ひろとも)選手(17)が男子55キロ級を制した。同校勢の優勝は平成18年の山本竜也さん以来6年ぶり3人目。7月の近畿大会で全国出場を目指す。
20歳未満を対象に中学生から大学生までが同じ畳の上で戦う大会。大道選手は決勝で昨年覇者の大学生を大内刈り。この日3試合目となる一本勝ちで頂点に立った。
1週間前の総体西播予選では60キロ級で8強止まり。田中知行監督(26)から「自分の柔道を貫け」と叱咤された。西播大会で敗れた相手との再戦となった今大会の1回戦では組み手の動き、攻撃の仕掛けなど持ち味であるスピードが復活。得意の背負い投げで技ありを奪い、借りを返した。
兄3人の影響で中1から柔道を始めた。4兄弟の中で県優勝は初めて。「もっと稽古して技の速さを高め、一本を取る柔道に集中したい」と、さらなる精進を誓った。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号)3面 (8,628,557byte)
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