2012年05月13日
「赤穂の魅力を伝えたい」と意欲のある受講者が集まった観光ボランティアガイド養成講座
赤穂の名所や歴史を案内するための知識やスキルを身につける「観光ボランティアガイド養成講座」が13日開講。19人がエントリーした。
現在10人が登録している「播州赤穂観光ガイド協会」(大鹿雄康会長)の人材を増やそうと、観光協会が主催。初回は加里屋中洲の市民会館であり、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」の時代考証を務めた加里屋の三好一行さん=高光寺住職=が「忠臣蔵と赤穂」と題して講話した。
三好さんは刃傷、討ち入りなど元禄赤穂事件の主な出来事について、史実とフィクションを整理して解説。「唯一現存する起請文(血判状)はテレビの鑑定番組で2000万円の値がついた」など、こぼれ話も披露した。
講座は7月まで全5回開講し、赤穂城跡や息継ぎ井戸など現地説明会も行う。大阪から赤穂へ転居して6年になる上仮屋北の阪本敬予さん(65)は「英会話の経験があるので外国の方にも赤穂の魅力を伝えたい。頑張って勉強して“名ガイド”になります」とやる気に満ちていた。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2012年5月26日(1992号)4面 (8,879,344byte)
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