2012年06月02日
防災非常食として寄贈された「パンの缶詰」
災害時に役立つ防災食として、赤穂に工場がある塩製造販売「日本海水」(東京都中央区)と塩卸業「山陽塩業」(姫路市安田)が備蓄可能な「パンの缶詰」24個入り60ケース(約80万円相当)を5月31日、赤穂市へ寄贈した。
寄贈された缶詰は1個100グラム入りで賞味期限は製造日から37カ月。特許製法により、常に柔らかな食感を維持できるという。阪神大震災をきっかけに栃木県の製パン会社が商品開発し、非常用食糧として活用されている。
缶のパッケージは忠臣蔵の浮世絵にマスコット「陣たくん」をあしらったオリジナルデザイン。贈呈に来穂した山陽塩業の奥木利一・取締役営業部長は「古くから赤穂塩を取り扱う当社にとって大切なまち。少しでもお役に立てれば」と話していた。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2012年6月2日(1993号)3面 (7,268,658byte)
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