2012年06月08日
全日本学生剣道選手権での健闘を誓う関西福祉大の横山勇貴選手
学生剣士日本一を決める全日本学生剣道選手権(7月7・8日、日本武道館)に関西福祉大の横山勇貴選手(20)=社会福祉学部3年=が出場する。同大から男子個人で全国大会に出場するのは2年ぶり2人目。横山選手は「憧れの大会。母校の代表として恥じない剣道でぶつかりたい」と意気込んでいる。
小細工なしで積極的に攻め込む戦法を得意とする。5月の関西選手権でもその姿勢を貫き、2回戦で昨年3位の強豪で、高校時代は一度も勝てなかった相手を撃破。さらに勝ち星を重ね、全国大会の出場権が得られるベスト32へ入った。
高校時代の最高成績は中国地区大会8強で、全国出場は初めて。全体練習の後も居残って稽古を積んだ努力が実った。岩本哲也師範(57)=加里屋南=は「強い相手にも一歩も引かなかった試合運びに成長を感じる。最後の試合も内容では負けていなかった」と評価する。
「勝てなかったのは練習が足りなかったから」と横山選手。「手数の多さが自分のスタイル。全国大会へ向けて、そこを伸ばしたい」と精進を誓っている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2012年6月9日(1994号)4面 (9,352,594byte)
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