2012年06月14日
手作り備長炭電池でモーターを回した実験
関西電気保安協会の「子ども電気安全・エネルギー教室」が13日、古浜町の塩屋小学校(元岡明校長)であり、4年生98人が備長炭を使った電池作りを体験した。
協会職員2人が来校し、長さ約15センチの備長炭と銅線など実験キットを児童一人に1セットずつ配布。子どもたちはスクリーンに映されたイラストに従って、炭棒にペーパータオルとアルミホイル、銅線を巻き付け、プロペラ付きモーターにコードを接続した。
濃度20%の食塩水をペーパータオルにスプーンで数回かけると、ゆっくりとプロペラが回転。食塩水をかける量を多くするにつれて回転速度がアップした。
食塩水にアルミが溶け出す際に放出した電子が木炭内の酸素に吸着しようとして電流を生み出す手作り電池。同協会によると、市販乾電池の半分ほど電圧があるという。
元川雄斗君(9)は「ビリビリするかと思ったけど、全然大丈夫」と実験を楽しんでいた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2012年7月7日(1997号)4面 (7,323,930byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。