2012年06月25日
教習コースを使って行われた自転車交通安全教室
高齢者の事故予防を目的にした「シルバー・サイクリング・スクール」が24日、北野中の赤穂自動車教習所(安本司所長)であり、教習コースを使った実技練習で正しい乗り方を学んだ。
坂越地区老人会(室井久夫会長)から70〜80代の27人が受講した。赤穂署交通課の笹岡至人係長(52)の先導でコースを走行。路肩に停車している車を追い越すときは必ず一旦止まって前後方を確かめてから進むなど安全確認に重点を置いて学習した。
同署まとめでは5月末現在、管内で今年に発生した人身事故83件のうち30件で65歳以上が関係。高齢者が自転車乗用中の事故が7件起き、2人が重傷を負った。
「交差点での出合い頭による事故が多いので、とにかく安全確認を徹底してほしい」と田路正信・交通課長(50)。ほぼ毎日自転車に乗っているという浜市の島谷かね子さん(75)は「命にかかわることなので、改めて気を付けようと思いました」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年6月30日(1996号)4面 (10,233,638byte)
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