2008年06月11日
展示作品の一つ、棟方志功「鐘渓頌・落葉の柵」
日本を代表する巨匠たちの作品を紹介する「世界的版画家 棟方志功 斎藤清 関野準一郎」展が加里屋お城通りの「たでのはな美術館」(佐野正幸館主)で開かれている。8月31日(日)まで。
自由奔放な作風で国内外から評価の高い棟方をはじめ個性豊かな作家5人の作品36点を展示。
中でも注目は棟方の「鐘渓頌・落葉の柵」。「この作品に彩色が施してあるのは、この一点のみではないか」と棟方志功鑑定委員会が認めた逸品だ。
同美術館はテナント契約が終了する9月末で閉館予定。
「自分自身が版画を始めるきっかけになった棟方作品で最終を飾りたい」と企画した佐野館主は「世界が認める作品のすばらしさを堪能してもらえれば」と鑑賞を勧めている。
入館料は中学生以上200円。午前10時〜午後5時で火曜休館。Tel090・3496・4282。
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掲載紙面(PDF):
2008年6月14日(1799号)1面 (7,733,473byte)
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