2012年07月19日
集団傷害事件と男児暴行事件の相関図
遊び仲間の高校生を暴行してけがを負わせ、金を脅し取ろうとしたとして、赤穂署と県警本部少年捜査課は7月19日、赤穂市内の中学3年の14歳少年を傷害と恐喝未遂の容疑で逮捕したと発表。また、共謀して暴行に加わったとして、仲間の少年3人を傷害の疑いで同日までに逮捕した。
14歳少年のほかに逮捕されたのは、少年の同級生(14)、別の学校の中学3年生(15)、県外私立高校2年生(16)。全員容疑を認めているという。
同署によると、4人は今月4日午前1時ごろ、同市長池町のアパート駐車場などで、同市内の定時制高校1年の男性生徒(15)に「生意気だ」などと因縁をつけ、背中を蹴るなどの暴行。さらに現場から200メートルほど離れた公園のトイレに連れ込み、14歳少年が「お前の財布に5万円入れて持ってこい。親に聞かれたら、落としたと言え」などと脅したもの。被害に遭った生徒は全治1週間のけがを負った。
逮捕された4人のうちの一人は、今月上旬にインターネットに投稿された「いじめ動画」で市内小学6年の男児を暴行している様子が映っていた少年。警察は逮捕容疑と合わせて暴行についても立件を視野に入れて捜査を進める方針。
[ 事件事故 ]
関連サイト:
掲載紙面(PDF):
2012年7月21日(1999号)1面 (7,326,698byte)