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“高級メロン”の期待は三世へ

2012年07月21日

  • 試食会でカットされる“ど根性メロン2世”

    試食会でカットされる“ど根性メロン2世”

 路傍の果実から採取した種子を育てた“ど根性メロン”の2世を味見する試食会が21日、元町のJA兵庫西赤穂営農センターであり、カットしたメロンが来場者に振る舞われた。
 2世苗は赤穂市自立経営農業振興協会(沖洋和会長)が発芽に成功し、今年4月に希望者に配布。同協会でも一部を栽培した。
 アンデスメロン系とみられる果実は直径14センチほどで表面に白い網目。スタッフが包丁で真っ二つに切り分けると、クリーム色の果肉が表れた。収穫のタイミングが早かったとみられ、実はやや硬かったが、口に含むとメロンの風味がほのかに広がった。
 たまたま買い物に来ていて試食した三樋町の主婦、金城恵さん(32)は「色がきれいで香りもよかった。完熟すればおいしくなりそう」と、“ど根性メロン”の素質に期待。沖会長も「高級系の品種であることは間違いない。何代か交配を繰り返せば、きっとすばらしいものが出来るはず」と三世へ希望をつないでいた。


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