2012年08月04日
市民の協力で完成した折り鶴アート
東日本大震災の被災地へ赤穂から元気と笑顔を届けようと、赤穂青年会議所(JC、山本昌紀理事長)が市民から募集した折り鶴と子どもたちの似顔絵を組み合わせて作った巨大アートが4日、「第42回市民の夕べ」が行われた御崎の赤穂海浜公園に展示された。
巨大アートは高さ2・8メートル、全長40メートル。色とりどりの折り鶴約2万羽を敷き詰めて文字をかたどった「届けよう!あこうの元気を☆けせんぬまに!!」のスローガンの下に市内園児、児童らの似顔絵約2000枚を並べた。
市民の協力で集まった折り鶴の数は目標を大きく上回る8万4000羽。巨大アートのほかに千羽鶴のトンネルも飾り付けた。企画を担当したJC・地域活性化委員長の霜野昭徳さん(36)は「赤穂市の人口よりも多い数が集まってびっくりした。“赤穂の力”として気仙沼へ届けたい」と出来上がった作品に目を細めた。
折り鶴アートは4トントラックで気仙沼市へ運ばれ、8月11日(土)と12日(日)に開催される「気仙沼みなとまつり」の会場を彩る。その後、赤穂へ持ち帰り、来年1月のとんどで焚き上げる予定にしている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年8月11日(2002号)1面 (10,210,617byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。