2012年08月12日
ボランティアガイドから説明を受ける子どもたち
「播州赤穂観光ガイド協会」(大鹿雄康会長)は11日、郷土の歴史や文化をテーマに夏休みの自由研究に取り組む小学生を対象に勉強会「赤穂城を忠臣蔵で歩く」を開催。歴史博物館一帯を巡った。
小学生11人をガイド4人で案内した。赤穂城の本丸門が外敵の侵入を防ぐために高麗門と櫓門の二重になっていることや、赤穂大石神社の神門が神戸の湊川神社から移築されたものであることなどを説明。子どもたちは、要点が空欄になっているワークシートにキーワードを書き込み、知識の習得に役立てた。
城の塀に三角や円の穴を開けた「狭間」の用途について初めて学んだ元沖町の小学5年、岡野涼羽さん(10)は「鉄砲や弓で攻撃するための穴だとは知らなかった。今日聞いたことをできるだけまとめたい」と話していた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2012年8月25日(2003号)4面 (7,433,665byte)
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