2012年08月21日
19年ぶりに工事再開が予定されている二級河川・加里屋川の改修整備について、国道250号から下流約1キロ区間の工事概要が21日に明らかになった。老朽化が進む護岸の改修を優先して今年11月に着工。工事に先立ち、10月中旬に地元説明会が開かれる。
工事概要は同日に赤穂市役所で開かれた「第9回加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」で光都土木事務所が示した。
資料によると、対象区間は中洲橋から松栄橋までの約1・0キロ。積み上げた自然石をストッパーで固定して景観と強度を両立する「アンカー式空石積み護岸」を標準工法に採用する。護岸の基礎工、矢板の打設については振動や騒音の少ない工法を選択し、沿川建物への影響を軽減。工事で川の流れをせき止める場合は魚や貝などを別の場所に移し、水生生物の保全を図る。
対象の区間を4つのエリアに分け、護岸の老朽度合いを考慮して優先順位を設定。複数個所で崩落が発生している、赤穂小学校と赤穂幼稚園にはさまれたエリア(熊見橋〜若水橋)を今年度から2カ年かけて工事する。小学校運動場に隣接した一角にはビオトープを設け、ホタルの再生にも取り組むという。
4エリアすべての護岸整備を終えるのに、「予算次第だが、おおむね10年ほどかかる」(同土木事務所)見込み。その後、河床掘削と橋の掛け替えを始める。
[ 社会 ]
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掲載紙面(PDF):
2012年8月25日(2003号)1面 (7,433,665byte)
コメント
ようやくにして、具体的内容が出てまいったな!さも十年とはいささかげせぬがのおー!?
お上は、いかがお考えなのかの〜???
投稿:普請奉行 2012年08月22日
俺が小学生の頃から放置されてる・・・
昔は、柳並木が綺麗だったんだけどなあ
散歩したくなるような川べりにして欲しいです
投稿:鶏肉のレモン漬け 2012年08月21日
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