2008年06月13日
分別回収され、リサイクルされるペットボトル
家庭ごみ処理の効率化と効果的なリサイクルを進めようと、赤穂市はごみの分け方、出し方をまとめたマニュアル冊子をこのほど発行し、各世帯に配布した。
「NEWごみ分別表」(A4判48ページ)。
「カセットテープ」(燃やすごみ)、「竹ぼうき」(燃やさないごみ)、「はんてん」(粗大ごみ)など900種近い品名を表にまとめ、その分別区分を記載。品名は50音順に並んでおり、分別に迷ったものを名称から検索できる。「ボタン電池」「自動車タイヤ」など回収していないものについては<収集できません>と示した。
市は平成16年に分別区分を5種から8種に。美化センターによると、平成15年に年間約1380万円だった資源ごみの売却益は分別の普及とともに年々増加。18年は2600万円を超え、市の財源に加えられている。
その一方で実施から3年以上たった今も区分を誤って分別しているケースがみられ、美化センターには多い日で10本以上の電話問合せがあるという。
冊子作成に際しては収集作業を担当している現場職員の声も反映。スプレー缶やガラスの出し方など特に市民からの問合せが多い項目をQ&Aコーナーにまとめたほか、「できるだけわかりやすく、見やすいように」と文字も大きめにした。
同センターは「正しい分別とごみ出しのマニュアルとして役立ててもらえれば」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2008年6月14日(1799号)3面 (7,733,473byte)
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