2012年08月24日
交流スクールでハバロフスクを訪問した入江輝侑君=前列左から3人目
兵庫県教委主催の「ひょうご・ハバロフスク少年少女交流スクール」に板屋町の入江輝侑君(10)=塩屋小5年=が参加。7泊8日の旅程を終え、このほど帰国した。
現地の人たちとゲームやスポーツで親睦を深め、「みんな気さくでやさしかった」と楽しそうに思い出を振り返った。
兵庫県とハバロフスク地方は昭和44年に姉妹提携。平成18年度にロシアの子どもたちが来日したのを皮切りに、青少年の相互交流を実施している。「自然保護官になるのが将来の夢」という入江君は「外国の動物や森を観察してみたい」と応募し、参加メンバー12人の一人に選ばれた。
今月3日に日本を出発。中国との国境を流れるアムール川や針葉樹林に生息するアムールトラなどを見学したほか、交流会ではピアノが得意な入江君のキーボード伴奏で日本の唱歌を合唱した。
赤穂と緯度が14度近く異なるハバロフスクは、朝晩は肌寒さを感じる気温。夜10時過ぎまでは空が明るかったという。入江君は「芝生と森のある公園が多くてきれいだった。何度でも行ってみたい町」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2012年8月25日(2003号)4面 (7,433,665byte)
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