2012年09月24日
保育所でボランティア活動を行う関西福祉大生=同大提供
東日本大震災で被災した人たちを支援しようと、関西福祉大学のボランティアサークル「KUSW〜絆〜」の学生11人が21日まで4日間の日程でこのほど宮城県宮城郡七ヶ浜町を訪問。レクリエーションや茶話会を通して現地の子どもたちや高齢者を癒やした。
同サークルは震災からの復興支援を活動目的に昨春発足。昨年6月に同県東松島市で民家の片付け作業を手伝った。「今年も自分たちにできることがあるはず」と6月ごろから準備。現地のボランティアセンターからの要望を受け、保育所や仮設住宅など4カ所を慰問した。
元気が有り余っている小学生とは鬼ごっこなど体を動かす遊びで一緒に運動場を駆け回った。会話を楽しみたそうなお年寄りグループには体操を省き、茶話会の時間を拡大。「押し付けにならないように」と、用意していたプログラムを臨機応変に組み替えた。
現地で継続的な活動を行っているボランティアからは、「震災直後は『命だけでも助かってよかった』と言っていた被災者も、時間が経ってから家族や住居を失った悲しみに襲われ、『あのとき死んでいればよかった』と悩むことがある」と聞かされた。
今回の活動でリーダーを務めた社会福祉学部1回生の田中一雄さん(18)は「被災された方々への“心のケア”はこれからますます必要になってくると実感した」と振り返る。同級生の冨士原麻衣さん(18)は「風化させないように現状を周囲に伝えることも、現地に行かせてもらった私たちの責任だと思う」と話していた。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2012年10月6日(2008号)3面 (9,392,019byte)
コメント
ほんま、寂しい心しか持ってへんね。
論理が中国や韓国と一緒。
投稿:寂しいね 2012年09月29日
疑問だらけさんの疑問は
小さい子供が『なんで?なんで?』のレベルと同じ
全然お利口には見えてないのが実情です
公務員にしろ学校にしろ真面目に取り組んでいる事を
茶化すのは止めてください!
投稿:子供レベル 2012年09月29日
すてきやん
投稿:伸助 2012年09月29日
公務員とか学校とか既存の団体を批判したら、お利口に見えるやん。
相手も反論せえへんし。
投稿:疑問 2012年09月29日
なぜその疑問がでてきたのかが疑問だわ
投稿:疑問だらけさんへ 2012年09月29日
旅費・滞在費などは学校が負担しているの? 学生さんはこの活動で単位が取得できるの?
’心のケア’なんて人にしてもらうものなの? 一見の学生さんと短い時間を過ごしただけかも?
語り継がなければダメなの? むしろそんな記憶は風化すればいいんじゃないの?
投稿:疑問だらけ 2012年09月28日
私は大学コンソーシアムのバスで名取市にいきましたが、「ボランティアはするものではなくさせて頂くもの」という学生の感想があり大変感動しました。こういう「寄り添う支援」を是非続けてください。
投稿:松本茂樹 2012年09月28日
七ヶ浜町での活動、おつかれさまでした。学生さんの感想からあなた方が一生懸命何かに役立とうとし、何かに気付こうとされたことが伝わってきます。本当にすばらしい経験をされましたね。
いじめや暴力などの非行から抜け出せないでいる子どもたちも、こうした体験をすれば解脱できるのではないでしょうか。
投稿:感受性豊かなみなさんへ 2012年09月24日
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