2012年10月06日
3度目の防衛戦が決まった小國以載
赤穂出身のプロボクサーで東洋太平洋(OPBF)スーパーバンタム級王者、小國以載(24)=VADY=の3度目の防衛戦が11月18日(日)、神戸市中央区の神戸サンボーホールで開催されることが決まった。1年前に小國がベルトを奪った前王者のロリ・ガスカ(フィリピン)と再戦する。
両者は昨年11月、今回と同じリングで対戦。タイトル初挑戦の小國が2度のダウンを奪って大差判定で勝利し、プロ7戦目で王座に就いた。その試合の契約条件にガスカ側がリターンマッチの義務を盛り込んでいたため、今度は立場を入れ替えて戦う。
悲願の世界挑戦へ前進したい小國陣営にとっては“足踏み”にも思える一戦だが、チャンピオンは「この一年間で自分がどこまで成長できたか試したい」と前向きだ。
一方のガスカは失冠後の3試合で2勝(2KO)。唯一敗れた試合も日本王座を9連続防衛した実力者アレクサンドル・バクティン(ロシア)を相手に敵地で12回判定まで持ち込んでおり侮れない。
VADYジムの高嶋穣会長(49)も「前回は相手に油断があったが、今回は本気で奪い返しにくる」と警戒。「しっかりと作戦を立て、練習していく」と返り討ちを狙っている。
午後1時から全6試合を行い、タイトルマッチは最終メーン。S席2万円、A席1万円、立ち見5000円。チケットの問合せはTel45・1127(小國商店)。
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掲載紙面(PDF):
2012年10月6日(2008号)1面 (9,392,019byte)
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