2012年10月18日
地域における見守り活動に役立てようと、赤穂市内の8自治会が街頭防犯カメラを取り付けることになった。県の補助制度を活用し、年内に各自治会が1台ずつ設置する見込みだ。
補助が認められたのは、▽駅前町▽橋本町▽田町▽松区▽上仮屋▽中広▽福浦本町▽福浦新田の8自治会。計31カ所申請したうち8カ所への補助が決まった。
関係者によると、1秒間に1コマ以上撮影できる高感度カメラを市管理の公共灯やポールなどに取り付け、「防犯カメラ作動中」とプレート表示。プライバシー保護や映像管理についてのルールは運用基準で定めるという。
県は平成22年度から自治体や地域団体が防犯カメラを設置する場合、1カ所につき上限18万円を補助。今年度は289団体から計718カ所の申請があり、うち268カ所を助成する。
県地域安全課によると、申請件数は初年度78カ所、昨年度216カ所と年々急増。自治会役員の一人は「カメラがあることで犯罪抑止につながるはず。来年度以降も補助を申請し、順次増設していきたい」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年10月20日(2010号)3面 (9,643,390byte)
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