2012年11月07日
近畿高校定通制体育大会の柔道競技で優勝した岩野智恵利選手
第48回近畿高校定通制体育大会の柔道競技(10月28日、京都府城陽市・鴻ノ巣山運動公園格技場)で、赤穂1年の岩野智恵利選手(15)=尾崎=が女子無差別級で優勝した。決勝では今夏の全国チャンピオンに勝利。岩野選手は「優勝できたのはまぐれ。でも、ほんまうれしい」と笑顔を見せた。
決勝の相手とは夏の県大会決勝でも対戦し、一本負け。岩野選手は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、互角の戦いに持ち込んだ。両者ポイントのないまま迎えた試合終了間際、繰り出した払い腰で有効を奪った。
「調子がよく、気合いも入っていた」と岩野選手。大会前には弟の光貴君(13)=赤穂東中1年=が練習相手を務めてくれた。観客席から声援を送った家族の前で結果を出し、「勝ててよかった」とはにかんだ。
中奥啓一顧問は「もっと練習すれば今の何倍も強くなれる素質がある。仕事と学校を両立しながらの稽古は大変だと思うが、頑張って柔道を続けてほしい」とエールを送っている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2012年11月10日(2013号)3面 (7,020,405byte)
コメント
継続は力なり。
投稿:おめでとうございます。 2012年11月07日
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