2012年11月09日
海外語学研修の成果を報告した3人とパニッツァ理事長=後列中央
平成18年度以来6年ぶりに海外語学研修へ生徒を派遣した赤穂高校(佐見津和彦校長)で参加者による報告会がこのほどあり、2年生3人が全校生徒を前に体験を語った。
同校は今年度、佐用、太子など県内5校と合同で海外語学研修を実施。佐見津校長が団長を務め、計35人の生徒が参加した。7月から8月にかけて10日間の日程で豪州のパースに滞在し、名門・西オーストラリア大学(UWA)で学んだ。
赤穂から参加したのは、岩本薫さん(2年)、前坂和泉さん(同)、永宗七恵さん(1年)の3人。いずれも中学時代に姉妹都市・ロッキングハム市でホームステイ経験があり、「前回出来なかったことにチャレンジしたい」(前坂さん)などと志願した。
同校体育館であった報告会で3人は、「視野を広げて物事を考えるようになった」(永宗さん)、「もっともっと英語を勉強したくなった」(岩本さん)などと自分自身の成長や心境の変化を発表。「興味を持った人はぜひチャレンジしてみて」と在校生に呼び掛けた。
報告会には、一行を受け入れたUWA英語教育センターからビアンカ・パニッツァ理事長とマネージャーのマテュー・ケトルさんが来日して同席。パニッツァ理事長は「失敗を恐れず、異なる文化に触れる勇気を持つこと。そうすれば、きっとすばらしい未来が開けるでしょう」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年11月10日(2013号)3面 (7,020,405byte)
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