2012年12月15日
世界地図を見ながらユースサミットでの抱負を話し合う=左から=山下さん、藤田さん、梶原さん
今月23日にインドネシアで開幕する「アートマイル環太平洋環境ユースサミット」(後援・文部科学省、外務省)に赤穂市在住の中学生3人が参加する。
「私たちは未来の地球に何ができるか」をテーマに各国参加者がスピーチ。記念植樹や交流会も予定され、国境を越えた相互理解を図る。
アジアの次世代リーダー育成などを目的に行われる同サミットには、日本から5道府県の中高生8人が参加する。日本語と英語の小論文選考があり、同じ英語教室に通っている▽梶原奈々星(かじはら・ななせ)さん(塩屋、赤穂西中1年)▽山下蒼空(そら)さん(同)▽藤田茜さん(中広、白陵中1年)=いずれも13歳=がメンバーに選ばれた。
8人は「地球温暖化」「経済発展と環境問題」など希望テーマごとにチームを作り、資料収集、発表原稿作成などを役割分担。10月下旬から主にインターネットのグループ会議システムを活用して発表内容を打ち合わせた。
3人は「英語が通じるかどうか心配」と言いながらも、「日本のことをどれくらい知っているか聞いてみたい」(梶原さん)、「外国の学校の授業内容を教えてもらう」(山下さん)、「積極的に話しかけて仲良くなりたい」(藤田さん)と、海外の同世代との会話を楽しみにしている。
一行は21日に関西国際空港を出発。29日に帰国する。
掲載紙面(PDF):
2012年12月15日(2018号)3面 (8,430,878byte)
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