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明治期以降の羽子板60点

2013年01月11日

  • 民俗資料館で開催中の「お正月の民具」展

    民俗資料館で開催中の「お正月の民具」展

 明治、大正、昭和の羽子板を並べた収蔵品展「お正月の民具」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(前田元秀館長)で開かれている。
 板に直接絵の具で着色した「描き絵羽子板」は明治43年の作。裏面に送り主と宛名を書いてある。大正期の「絹絵羽子板」は板に絹布を貼り、「浦島太郎」「花咲かじいさん」といった昔話の一場面をカラフルに描いている。昭和に入ると、より立体的に見える「押絵羽子板」が登場。計60点を展示し、時代ごとの移り変わりを見て取れる。
 重箱にかぶせた飾り布の「重掛け」、縁起物の破魔弓など正月にちなんだ収蔵品も展示。1月20日(日)まで午前9時〜午後5時。(入館は4時半まで)。水曜休館。大人100円、小中学生50円。Tel42・1361


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年1月12日(2022号)4面 (8,512,978byte)


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