2013年01月25日
幼なじみ同士でミニチュア作品展を開いている谷本昌己さん(右)と上山長一さん
小学校時代の同級生2人が子どもの頃に見た古民家や民具を手作り模型で再現した特集展示「ミニチュア創作の世界―幼なじみの作品展」が有年楢原の赤穂市立有年考古館(宮崎素一館長)で開かれている。入館無料。
有年横尾の上山長一さん、谷本昌己さんはともに81歳で原尋常小学校(現原小)の同級生。68歳のときに一緒に見学したミニチュア古民家展に触発され、作品を作り始めた。
幼少期に近所で目にした茅葺き民家の記憶をたどりつつ、佐用町や岡山県西粟倉村などに現存する実物の家屋を参考に細部までこだわって制作。五重塔、和船、祭り屋台といった模型にも領域を広げ、最近では城郭のミニチュアも手掛けた。
過去にも市内の文化施設で作品展を開いたが、今回はこれまでの作品を一堂に展示。2人で計約110点を並べている。上山さんと谷本さんは「どれも材料集めから苦労して作った思い入れのあるものばかりなので、じっくり見てほしい」と話している。
3月4日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。Tel49・3488。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2013年1月26日(2024号)1面 (8,597,516byte)
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