2013年01月26日
クロマツなど剪定のコツを学んだ実技講習会
庭木を手入れするコツをプロに教わる講習会が26日、加里屋の城南緑地公園であり、公園内の植栽で造園業者の実技を見学した。
赤穂市文化とみどり財団公園事務所が夏と冬の年2回開く講習会。造園業歴37年のベテラン、長棟成光さん(65)=塩屋=を講師に、剪定する枝の見極め方、枝打ちの手順などを講義と実技で指導した。
実技では長棟さんがカイヅカイブキとクロマツで整枝の方法を伝授。2基の脚立に板を渡して高所作業の足場にする場合の安全確保についてもレクチャーした。
「剪定は経験を積めば上手くなる。自分が切ったところが、その後どう変化したか観察するように心がけて」と長棟さん。「愛着を持って木を育ててあげて」と呼び掛けた。
講習会は佐用、日生など市外を含む54人が受講した。昨年に家族が福浦の一戸建てを購入したというバーケット綾子さん(78)は神戸から参加。サザンカ、ウバメガシなどが植わっている庭がお気に入りで、「教えてもらったことを参考にして、庭作りを楽しみたいです」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2013年2月16日(2027号)4面 (6,881,923byte)
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