2013年03月01日
清掃活動後の加里屋川で水生生物を探す赤穂小6年生
毎年3学期に卒業記念の奉仕活動を実施している赤穂小学校(尾上慶昌校長)の6年生児童が1日、学校のそばを流れる加里屋川で美化清掃を行った。
昭和55年から続く同校の伝統行事。約70人が長靴やサンダルで川に入り、ペットボトルやナイロン袋などを回収した。清掃後はたも網で水生生物を採集。タナゴの仲間のアブラボテ、縞模様が特徴のスジシマドジョウといった絶滅危惧種を含む約15種類が見つかった。
同川は昨年12月、19年ぶりに改修工事が再開。学校の校庭に隣接する場所にビオトープの設置が計画されている。膝まで川に浸かって水生生物を探した藤原彩(さやか)さん(12)は「生き物がいっぱいの川になってほしい」と願いを話していた。
掲載紙面(PDF):
2013年3月16日(2030号)4面 (9,625,450byte)
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