赤穂民報

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まさかの敗戦、王座陥落

2013年03月11日

 赤穂出身のプロボクサー、小國以載選手(24)が4度目の防衛に臨んだ東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦が10日、神戸市内であり、チャンピオンの小國選手が10回TKOで敗戦。王座を守れなかった。
 プロ転向後無敗を誇った王者がまさかの黒星を喫した。挑戦者の和気慎吾選手(古口ジム、同級7位)の攻めに序盤から劣勢に立たされ、2回には左の強打を浴びてダウン。反撃の糸口をつかんだ5回に右目のまぶたを切る不運も重なった。10回終了間際にも連打で追いつめられ、左目上からも出血。そのラウンドを終えた時点で高嶋穣会長(50)がレフェリーに棄権を伝えた。
 敗因について高嶋会長は「調整は順調だったが、なぜかリングでは動きがよくなかった。相手からよく研究されていたようにも思う」と言葉少なに語った。小國選手は試合後、現役引退の意向を表明。ブログには、ファンから「辞めたらアカン」「返り咲ける」「世界獲るとこ見たい」などと競技続行を望む声が多数届いたが、「気持ちは変わらないと思います。気持ちよく負けたので悔いはありません」と心境をつづった。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2013年3月16日(2030号)4面 (9,625,450byte)


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コメント

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投稿:ボクシングファン 2013年04月21日


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