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少林寺拳法の全国高校選抜へ女子初

2013年03月20日

  • 全国高校選抜大会へ向けて稽古に励む下脇真歩選手

    全国高校選抜大会へ向けて稽古に励む下脇真歩選手

 少林寺拳法の第16回全国高校選抜大会(3月23日・24日、香川県・多度津町総合SC)に赤穂2年の下脇真歩選手(17)=片浜町=が女子自由単独演武の部に出場する。同大会へ赤穂から出場するのは女子では初めて。「気負わずに正確な演武を心がけて決勝へ進みたい」と話している。
 小3から山手町の赤穂支部道場へ通い、現在2段。力強い演武が持ち味で、中学時代は男子に交じって団体演武のメンバーに加わり、3年連続で全国大会に出場した。高校生になってからは単独演武に磨きをかけ、昨年12月の近畿大会で8位入賞。中学以来となる全国大会への出場権を得た。
 「前後の世代を含めても女子は自分一人だけという環境の中、よく頑張ってきた」と島田忠幸支部長。「話をしっかり聴いて、自分でよく考えて稽古出来る子。大会でも力を出し切ってくれるはず」と健闘を祈っている。
 下脇選手は「意気込み過ぎると頭が真っ白になってしまうので、今まで教わったことを守って、落ち着いて」と平常心で臨む構えだ。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2013年3月23日(2031号)4面 (8,431,526byte)


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