2013年04月11日
ベンチプレスの世界マスターズ大会での健闘を誓う機谷礼美さん
ダイエット目的で5年前からジムに通い始めた3児の母がベンチプレス競技のおもしろさに目覚めてトレーニングに励み、ついに国際大会の日本代表に選ばれた。チェコ・プラハで4月18日に開幕する第13回世界マスターズ選手権に出場する。
折方の介護ヘルパー、機谷礼美(はただに・あやみ)さん(47)。昨年10月、3度目の出場だった全日本マスターズで85キロを挙げて40〜49歳・女子52キロ級で2位入賞。世界大会の標準記録を突破した。
42歳の春、「体を絞りたい」と加里屋新町の「パワーハウス赤穂」へ入会。20キロのバーで軽々と筋トレをこなすのを見たオーナーから「向いている」と競技に取り組むことを勧められた。平日夜を中心に1日2時間、有酸素運動やウエイト練習でバランスよく体を鍛錬。翌年には男子67・5キロ級世界チャンピオンの野田俊彦さんから直接技術指導を受ける機会にも恵まれた。記録が伸びるに連れ、力だけでなく技も必要とするベンチプレスの魅力にはまった。
これまでの大会で知り合った選手も増え、「大会に参加するのが本当に楽しい」と話す機谷さん。選手仲間の一人が昨年の世界マスターズで金メダルを獲得したことも「すごく刺激になった」という。9日には赤穂市役所を表敬訪問。豆田正明市長の激励に、「自己ベスト(87・5キロ)更新を目指して頑張ります」と笑顔で健闘を誓った。
[ スポーツ ]
コメント
へーたいしたもんだよ
主婦で仕事しながら、毎日のように練習通えるなんて
不思議でんな??????????
投稿:むかし真言 2013年04月12日
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