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精華園の児童寮 建て替え竣工

2013年04月24日

  • テープカットで新児童寮の完成を祝った竣工記念式典

    テープカットで新児童寮の完成を祝った竣工記念式典

 大津の障害者支援施設、赤穂精華園(松葉登志弘園長)で24日、18歳未満の知的障害児が生活する児童寮の建て替え新築を祝う竣工記念式典があり、来賓と関係者約110人が出席。テープカットで祝賀した。
 新児童寮は鉄骨造り平屋建て。多目的ホールがある中央棟、利用者が居住する東棟と西棟からなる。定員は42人(うちショートステイ2人)で従来と変わらず、延床面積は約15%広い約2000平方メートルになった。今年2月に完成し、先月上旬から利用している。
 4人部屋だった居室は約12平方メートルの全室個室とし、年代や性別などに応じた4つのユニットに区分け。「ほしの家(年少男女)」「はなの家(年長女子)」といった親しみやすい呼び名を付け、グリーンやピンクなど気持ちが和らぐイメージカラーで天井や壁、カーテンの色を統一している。年少児ユニットの仕切りを外せば大部屋にできる点は保護者の要望を取り入れた。専用のキッチン、風呂、トイレを備えた自活訓練室は地域での自立生活を控えた利用者が一人暮らしを予行演習する。
 旧児童寮は、同園が創立した昭和36年に建てられ50年以上が経過。利便性の高い施設へ更新しようと、昨年7月から約7カ月かけて運動場に建て替えた。旧施設を解体撤去した跡地に新たな運動場を整備し、今後芝生緑化に取り組む。
 施設を運営する社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団の久保修一理事長(61)は式典で「利用者本位の児童福祉施設として、発達段階や支援程度に応じた質の高い療育を提供したい」とあいさつ。利用者を代表して藤村紗耶さん(13)が「立派な施設にしていただき、本当にありがとうございました。いろんなことを新しい児童寮で勉強して、社会に出て働きたいと思います」などとお礼の言葉を述べた。


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コメント

僕の入園は昭和37年6月でした。44年春に卒園した。小学生3年から中学3年まで、精華園で育ちました。知恵遅れのままで 保母先生であった会社へ就職した。社会に出た、僕は勉強が嫌いだった為、苦労が多かった。社会の荒波受けながら 23歳頃から車の免許の勉強
し、自動車学校へ通い、明石試験場で 偶然の出会いが・・・・赤穂精華園の車運転手の富田さんに出会った。そして富田さんから一言、頑張れ!激励受け、試験に望みました。昭和53年9月4日に一回で通った。25歳で自動車免許証取得し、翌年5月僕の運転で赤穂精華園へ往き、富田さんやお世話に成った先生方に報告した。にこやかに 良く頑張った、これからも頑張れよ!と激励してくれました。今 現在61歳です。


児童寮の皆さんしっかりと社会の為、勉強するだよ!









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投稿:赤穂精華園昭和44年卒園者 2014年11月29日


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