2013年04月26日
「甘くておいしい果実に育てて」と希望者に配られたど根性メロンの3世苗
一昨年の夏に道路の継ぎ目から実った果実を祖とする“ど根性メロン”の3世苗が26日、元町のJA兵庫西赤穂営農センターで配られ、約200人が受け取った。順調に育てば、8月のお盆ごろに実をつけるという。
苗の配布は昨年の2世苗に続いて2年目。赤穂市自立経営農業振興協会野菜生産部会が昨年のほぼ倍の400株を育て、1人2株以内で無償配布した。配り始めるまでに100人以上が列をなす人気ぶりで、30分足らずでなくなった。
50分前に一番乗りした60代女性は「去年は来るのが遅くて、すべてなくなった後。今年は絶対にもらおうと思って」と念願の苗を手にうれしそう。北野中の主婦、水守早栄美さん(32)はメロンが大好きという長女の晏珠ちゃん(2)と一緒に受け取り、「おばあちゃんに教わりながら家の畑で育てます。そんなに大きくなくてもよいので、子どもが喜ぶ甘くておいしいメロンになって」と希望していた。
3世苗は2世苗の種子約550粒から状態のよいものを選別した“優等生”。同部会の沖洋和会長(70)は「水はけと日当たりの良い場所に植えれば、8割はうまくいくはず。みんなの力で4世へつなげて」と期待を込めた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2013年5月11日(2037号)3面 (9,946,589byte)
コメント
ところで肝心の味の方はウマイですかねーー?
投稿:瘤塀 2013年04月28日
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