赤穂民報

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土壌から有害物質「健康影響なし」

2013年04月30日

 法定基準を超える砒素、フッ素の土壌汚染が判明したとして、兵庫県は30日、鷆和の三菱電機系統変電システム製作所赤穂工場の一部敷地約3600平方メートルを土地の形質変更に届け出が必要な「特定有害物質によって汚染されている区域」に指定した。県は「周辺地域では地下水の汚染は認められず、上水道が敷設されており、人への健康影響のおそれはないと考えられる」としている。
 県によると、汚染が判明したのは、かつて塩田として利用され、昭和45年ごろに事業敷地として造成された土地。基準値に対して最大1・8倍の砒素、同4倍のフッ素が検出された。同社が新たに建屋を建設するために昨年3月から実施した自主調査で汚染が判明。今年3月上旬、県へ区域指定を申請した。
 同社の話では、過去に同工場で砒素を使用したことはなく、フッ素は「産廃として処理している」という。汚染原因について県は「塩田時代に海水に含まれた物質が残留したか、あるいは、造成に使われた土壌が汚染されていた可能性も否定できない」と見ている。
 同社は県へ計画書を提出の上、3月22日から土地を掘削し、汚染された土壌はシートで飛散防止などの対策を取って保管しているという。最終的には元の場所に埋め戻し、アスファルトで舗装する予定。県は「今後、区画指定された土地の管理について事業者を指導する」としている。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2013年5月11日(2037号)4面 (9,946,589byte)


赤穂市で土地をお探しの方

コメント

臭いものには蓋ですか?

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投稿:磯野 2013年05月02日


塩田跡は御崎、尾崎の住宅街もあるけど大丈夫ですよね?
昔、大量に除草剤とか変な薬品をばらまいた物が残留して
のではないですか。しらないだけで?

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投稿:東浜 2013年05月02日


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