2013年05月25日
『ゆめみるリジー』 ○作・絵/ジャン・オーメロッド ○訳/はやかわゆか ○アールアイシー出版
100年前のまだ開拓が進んでいないオーストラリア。そんな奥地に住む少女の日々のくらしを描いた、なんともホットで、心にグッとくる絵本です。
少女は妹の世話をしたり、水くみに行ったりお手伝いをしながら楽しく暮らしています。夢をみることで日々のくらしを明るく元気に育っているのです。
私も少年時代焼いもをほおばりながら多くの夢をみました。時には、すべてを忘れて夢の世界にのめりこんだこともありました。
今日の子どもたちは、どんな夢を抱いているのでしょうか。この少女のように、子どもたちが描いている夢が家族のぬくもりのなかで少しずつ育っていくことを願ってやみません。
子育てに汗しているママたちに手にしてほしい1冊です。
* * *
『ゆめみるリジー』
○作・絵/ジャン・オーメロッド○訳/はやかわゆか○アールアイシー出版
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2013年5月25日(2039号)4面 (9,376,959byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。