2013年06月22日
海岸で拾った貝殻などでランプを飾り付ける児童たち
坂越小学校(小山寛校長)の3年生23人が20日、海岸清掃で拾った貝殻やガラス片で工作する「ビーチクリエーション」に参加。オリジナルのランプシェード作りに挑戦した。
「坂越の自慢を見つけよう」をテーマに地元の自然の良さを再発見する総合学習の一環。海に親しむ活動を行っている「西播磨なぎさ回廊づくり連絡会」(今井智彦代表)が瀬戸内海環境保全連絡会の助成を受けて企画した。
あいにくの雨天で海岸清掃は行わず、海岸近くの集会所「東之町倶楽部」で主催者が用意した漂着物を材料に工作。7色に光る円筒形のLEDランプ(高さ約15センチ、直径約5センチ)を土台にサザエ、カキ、サクラガイなどを接着剤で貼り付け、亀や魚など自由な造形と装飾を楽しんだ。
部屋を暗くして完成したランプに明かりを点灯。宮本陽向君(8)は、「百点満点の出来上がり」と満足そうだった。今井代表は「楽しい体験を通して、地元の海をきれいに保つ意識が芽生えてくれれば」と話した。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2013年6月29日(2043号)4面 (8,775,378byte)
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