2013年07月03日
公益財団法人ひょうご科学技術協会は平成25年度技術高度化研究開発支援助成事業の5件をこのほど決定。「新規性」や「実現可能性」が高いとして、鷆和のロザイ工業赤穂工場が考案した「耐摩耗性を付与した耐火物成形用金型の開発」が採択された。
助成対象に選ばれた構想は、耐火物原料を圧縮する金型の表面に超硬質コーティング処理を施すというもの。金型の耐久性がアップすれば摩耗による交換または研磨の回数を減らすことができ、「コスト削減と生産効率の大幅な向上が見込める」(石塚道雄工場長)という。
計画では、金型の寿命を現状の1・5〜2倍に延ばすことを目標に、今月にも最適な加工方法を見出すための調査研究に着手。順調に開発が進めば、2年後には確立した技術の販売を開始する。
同協会によると、助成制度は播磨地区の企業、個人事業者を対象に平成5年度に始まり、今年度は10件の申請があった。書類とプレゼン発表で有識者が「社会的貢献性」「市場性」など5項目で審査し、同社の申請事業はトップの評価を得た。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2013年7月6日(2044号)3面 (13,920,121byte)
コメント
そして雇用の拡大を!
投稿:鶏肉の姿煮 2013年08月17日
がんばれ赤穂の企業!
投稿:鶏肉のレモン漬け 2013年07月03日
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