2008年07月06日
プラカーさんが本場仕込みの腕前を披露したインド料理交流会
料理を通してその国の文化に親しむ「ふれあい交流会〜世界の料理教室」が6日、赤穂市民会館で開かれ、約45人がインド料理に挑戦した。
講師はプラット赤穂2階のインド料理店「メーラーサプナー」で働くコックのラトリト・チャンダラ・プラカーさん(33)。インドのレストランで10年以上修業したプラカーさんが本場仕込みのチキンカレーの作り方を指導した。
日本のカレーと異なり、野菜はタマネギとトマトのみでシンプル。「はじめに多めの油で固形スパイスを炒めて香りを出すのがポイント」と通訳を通して説明した。
「アタ」と呼ばれる強力粉を延ばして薄焼きにするパンの「チャパティ」も参加者が粉を練るところから体験。チャイはスパイス2種を煮出し、調理室いっぱいに広がった香辛料の匂いが食欲をそそった。
カレーの辛さは塩とチリパウダーで数段階に調整。各自好みのカレーを器に盛り付けた。参加者らは「辛いけど、おいしい」と額に汗をにじませながらスプーンを口に運んでいた。
食後は民族衣装「サリー」の着付け体験など交流タイムがあり、インド文化の一端に触れた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2008年7月12日(1803号)4面 (7,960,544byte)
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