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空手道の全国大会へ初出場

2013年07月12日

  • 全国大会での健闘を誓う苦瓜ひなたさん

    全国大会での健闘を誓う苦瓜ひなたさん

 空手道4大流派の一つ、糸東流の「第53回糸東会全国大会」(8月3・4日、大阪市中央体育館)で小学4年生女子組手の部に、さつき町の苦瓜ひなたさん(10)=2級、尾崎小=が兵庫県代表として出場する。苦瓜さんにとって初めての全国舞台で、自分の実力を試す絶好の機会になりそうだ。
 6月16日の県予選では「後ろに下がらない」ことを心がけた。いつもより積極果敢に技を出し、要所で得意の左上段回し蹴り。うれしい準優勝で、2位までに与えられる全国大会の出場権を得た。
 父と兄の影響で、6歳で拳義館尾崎道場(米田十三征館長)に入門。一年ほど前に女子形世界王者・宇佐美里佳選手のDVDを見て「こんな選手になりたい」と稽古熱心になった。今年4月からは同流派の坂越道場にも通い、週5日練習。自宅でも柔軟体操と基本動作を毎日欠かさずトレーニングしているという。
 兵庫県のレベルは高く、苦瓜さんが県予選の準決勝で破ったのは昨年の全国覇者。決勝の相手は準Vの選手だった。特別練習で教える坂越道場・師範代の入潮賢和さん(45)=元沖町=は「前に出ることを忘れなければ、全国でも十分上位を狙える」と太鼓判。苦瓜さんも「相手よりも先に攻めて、『準』の字のない賞状がほしい」と目標を高く掲げている。


スポーツ子供 ]

掲載紙面(PDF):

2013年7月13日(2045号)4面 (8,752,687byte)


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