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旧坂越浦会所で赤穂緞通展

2013年08月01日

  • 旧坂越浦会所で開催中の「しおかぜと赤穂緞通展」

    旧坂越浦会所で開催中の「しおかぜと赤穂緞通展」

 天保2年(1831)に建てられた歴史的建造物で郷土の伝統工芸品を鑑賞できる「しおかぜと赤穂緞通展」が8月2日(金)から4日(日)まで旧坂越浦会所で開かれる。坂越湾からの風が吹き抜ける和室に緞通を敷き、風合いや文様を間近に楽しめる。
 「時代を超えた美しさ、すばらしさを多くの人に知ってほしい」と、作家有志で作る「赤穂緞通を楽しむ会」が主催。古緞通と新作の計約30点を並べる。
 古緞通は明治から昭和初期に制作された「嵯峨」「御寮」など代表的な文様を中心に展示。派手さのない色合いが部屋に落ち着いた雰囲気をかもし出す。新作は「網利剣」「鳳凰」のほか、千種川を泳ぐアユをモチーフにした「千種の鮎」など新たなオリジナルの図柄も飾る。
 午前10時〜午後4時。無料。3日(土)は古緞通を敷いた和室で抹茶の接待あり。Tel48・7755


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年8月3日(2048号)4面 (9,461,533byte)


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