2013年08月21日
近隣住民に喜ばれた青果のおすそわけ
2年前から農業体験をカリキュラムに取り入れている海浜町の赤穂高定時制(播木良行校長、74人)の学校農園に今年もナスやスイカなどが実った。21日、収穫した作物を生徒らが近隣民家にプレゼント。住民に喜ばれた。
同校では、地道に物事に取り組む大切さを学ぼうと、総合学習に農業体験を導入している。今季も正門の向かい側にある畑約150平方メートルで夏野菜など5種類を栽培。夏休み中も有志が水やりなどの世話を続けた。生徒が共同で農作業に励むことで協調性を身につけることにも役立っているという。
収穫作物のおすそわけは初年度から実施。今年も今月1日に5世帯へ配った。第2弾のこの日は生徒会長の松下由梨亜さん(18)=4年=らが一軒ずつ訪ね歩き、メロンやピーマンを4世帯に進呈した。
生徒たちが作業する様子を日頃から目にしたという海浜町の主婦、高谷真知子さん(43)は「一生懸命な姿に好感を持ちました。ピーマンはさっそく今晩のおかずにさせてもらいます」。1日に続いて野菜を配った2年の尾俣誠椰さん(16)は「暑い中の草抜きは大変だったけど、喜んでもらえて作った甲斐がありました」と笑顔を見せた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2013年8月24日(2050号)3面 (9,504,988byte)
コメント
高雄のぶどうをもっと、PRしたら。特産品にするとか。
投稿:高雄のぶどう 2013年09月06日
猛暑の中、ほんとにホットな話題ですね。でもこう言うホットはいいなあ。
投稿:あつい 2013年08月22日
街のどこかしら、後継者不足。頑張れ、若者よ。
投稿:後継者不足 2013年08月22日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。