赤穂民報

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市役所の庁内食堂が新装開店

2008年01月11日

  • 装い新たに開店した市役所地下1階の「mama kitchen」

    装い新たに開店した市役所地下1階の「mama kitchen」

 昨年5月から空き店舗になっていた赤穂市役所地下1階の喫茶・食堂が10日、約8カ月ぶりにオープン。店を再開したのは市婦人共励会(岡本みどり会長)のメンバーで、店名は「mama kitchen(ママキッチン)」。市職員だけでなく一般市民も利用可で、スタッフらは「ほっと一息つけるようなお店にしたい」と張り切っている。
 昭和56年に現庁舎が建って以来25年以上営業してきた店が昨年4月末で撤退。市の後継事業者募集に同会が「働く機会に恵まれない母子家庭の母親らの雇用に役立てたい」と応募した。
 リフォームされた店内は白い壁紙で明るい雰囲気。客席数は59席でスタッフ手作りのソファーカバーとテーブルの押し花しおりが家庭的なムードを演出している。店内壁面は個人やサークルの作品発表の場として無料で提供する。第1弾として市美術協会の新春展を2月1日まで開催中だ。
 メニュー数は食事と飲み物約35種類。午前11時までのモーニングは350円でコーヒーのみおかわり自由。昼の日替わりランチは若い人向けのオリーブ(500円)と弁当タイプのポパイ(680円)の2種類を用意した。
 「量が少なめのメニューも用意してほしい」「持ち帰り用のサラダを」など職員の声もメニューに反映。入口の売店コーナーではパン、ヨーグルトのほか文房具や収入印紙なども販売し、ニーズに応える。
 市によると、昨年4月から昼休みが45分間に短縮されたこともあり、庁内食堂の再開を望む声は多かったという。代表の浜尾厚筑子さん(46)=上仮屋南=は「期待に応えられるようにがんばりたい。素人のお店ですが、“家庭の味”を提供できれば」と抱負を話している。
 オープンから先着100人の来店者に粗品進呈。営業時間は午前8時〜午後3時。Tel56・8777


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掲載紙面(PDF):

2008年1月12日(1774号)3面 (9,171,542byte)


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